「プラッツの明日を語ろう」開催報告
3月27日(土)、プラッツをこれまで以上に魅力的で利活用しやすい施設としていくために、市民の皆さんと一緒に意見やアイディアを出し語り合うワークショップを開催しました。
「プラッツの明日を語ろう」開催報告
年度末の桜満開の土曜日でしたが、登録団体メンバーや個人の方9名が参加くださいました。
まずプラッツが目ざしている目的や方針、それらを実現していくために行っている事業やいろいろな取り組みなどの説明からスタートしました。
実施内容
そしてワークショップは、ワールドカフェ形式でラウンド1とラウンド2でメンバーが半数入れ替わって話すスタイルで行いました。
まずラウンド1では、プラッツの施設や事業について、良い点(Keep)と残念な点(Problem)について意見だし。ラウンド2では、残念な点をどう改善(Try)していくのかの提案を話し合いました。
参加者からのご意見
良い点では、ビル全体として大変便利。会議室が多く、施設が広い。Wifiが完備している。オレンジブーツの料理がおいしいなどのハード面のお話。ソフト面では、経験豊富なスタッフが揃っている。社会の変化に対応できる。講座や支援に関する事業ジャンルが広い。などの意見が出されました。
残念な点では、施設の予約や支払いのシステムが団体には負担、煩雑。利用料金が高いというハード面の意見。ソフト面では、情報発信が一方通行になりがち。アナログな情報が不足。「市民活動」言葉そのものが損をしている。市民による市民の活動ということが浸透していないなどの意見が出されました。
改善提案
◆ハード面
会議室利用の手続き面での利便性の改善についての意見がありました。こちらについては市の条例等にも絡み、改善策の提案はなかなか難しい面があるようです。
◆ソフト面
プラッツの支援機能や多様な事業への高い評価の一方で、その分かりやすい積極的な広報が足りていない、市民活動をしている人だけが利用する施設ではなく、市民全体が利用できる施設として周知していくことが必要とのご意見をいただきました。市民活動のすそ野を広げるために、例えば、プラッツが積極的に外に出ることや、市民活動や社会性だけにこだわらない、まずは市民が気軽に参加できる企画の実施や定例での動画等を活用した情報発信など(インターネットと紙面や口コミなど多角度で)を行い、プラッツへ足を運んだりサイトを閲覧する方を増やせればいいのではとの意見がありました。
実施を通して
利用者とプラッツとの定例での意見や情報の交換会の開催、個性豊かなスタッフの写真や趣味など発信してくことなどを通し、利用者とプラッツスタッフが双方向のキャッチボールをすることで、利用者と運営者がさらに近づき、お互いがプラッツの運営等に関わっていくことができるのではないかとの印象を受けました。
今回出されたご意見と運営についての見直しを行い、即刻対応できるものは対応した上で、今年度から定期開催の準備を進めていきます。