【市民活動専門講座】「会議を変えれば、組織が変わる!~みんなの力が活かされる話し合いのデザイン~」2回目開催レポート
会議についてお悩みはありませんか。
当事者意識が持てて参加の実現ができる創造的な会議を創ることができれば、組織の運営も活発で円滑なものになります。参加した人たちが、のびのびと意見が言える場を作る考え方と具体的な技術を学びます。
2回目の講座では、初回で学んだ参加者が時間と記憶を共有し、「当事者意識を持つ環境作り」が重要である事を踏まえ、実際に開催されるイベント企画・立案に向けたプロセスのシミュレーションワークを行いました。
見える化していく戦略
地域イベントでの参加者を募る時、各地域の市民性を理解した上で、主体的参加者を増やすためにはどうしたらよいのか、地域活動から遠い人たちをどう取り込むのかという課題について事例をあげながら意見交換を行いました。また、求めている人物像を具体的に記載してマッチングコーディネートを行いました。
参加者を参加者で終わらせないために、スケジュールを含めた情報開示、プロセスの共有、重要なポイントを強調して、悩みも共有することで参加者に主体的参加者となってもらう事が重要であると確認しました。参加者がお手伝いではなく、一緒に作っていくというモチベーションを作ることが最も重要で、結果、プロセスを通じて連携を作り上げ、課題を皆で達成していくことで連帯感が生まれ、個々の力が発揮される場と変わっていくのではないでしょうか。
話し合いのデザインとは
円滑に会議を進める為には、目的の明確化、自分の提案を大事にすること中和役となるファシリテーターが参加者同士の特性を理解しつつ、公平に話し合いに参加できるよう柔軟に働きかける事が重要です。また、プロセスやスケジュールの情報開示をすることで、課題解決の意識を個々が認識して、常に一緒に作り上げている感覚を継続させることが大事です。
(終了)【参加者募集!:10/22&29開催】会議を変えれば、組織が変わる!~みんなの力が活かされる話し合いのデザイン~|府中市市民活動センター プラッツ (fuchu-platz.jp)
講師 三浦 匡史
NPO法人 都市づくりNPOさいたま理事・事務局長
認定NPO法人 さいたまNPOセンター副代表
個人事務所 地域生活デザイン代表
まちづくりコンサルタント。市民参加を促進するための仕掛けづくりやネットワーク形成のつなぎ役など精力的に活動している。