シネマ・アクティブ・ラーニング「ふちゅう発見物語 ハートで伝える映画制作」3回目を開催しました!
3回目となる2/5は、府中のまちに出て撮影を行いました。
iPadで映画制作! 力作ぞろい♪
3回目となる2月5日は、府中のまちに出て撮影を行いました。
ストーリーづくり
まちに出る前に、グループワークでストーリー構成づくり。
今感じている自分の興味関心事に前回の街歩きの気づきも加えながら、「社会」「家庭・会社・地域」「自分自身」のカテゴリーで付箋に書き出しています。その後、グループ全員分の付箋をカテゴリーで分け、キャッチコピーを付けていきます。
作業を繰り返しながらテーマを決め、映画のストーリーをACT1(背景)→ACT2(葛藤)→ACT3(解決)と構成しました。
■撮影の順番10ケ条
撮影に関するマナーや順序の説明を伝授。
■撮影に関するリテラシー
撮影にあたり、ロングショット、ウエストショット、クローズアップ、アイレベル、ハイアングル、ローアングルなど、撮り方により、どのような効果が表れるか、カメラワークの特徴の説明を伝授!
撮影スタート
府中のまちへ出て、必要なシーンを撮影。
カメラアングルを変え、主人公の思いが伝わるような動きや音も収録。
撮影中もグループで話し合いながら、時には飛び出した面白い発想を取り入れながら進め、会場に戻ってからも音声の録音や、撮影を行いました。
編集作業
撮影が終わってからは映像編集班とポスター作成班に分かれての作業です。
編集では映像を選んで整えたり、音声を重ねたりしていきます。
ポスターはタイトル作りと象徴的なイラストを描いて映画の宣伝に使用するようなイメージに仕上げます。
世界でたった1つだけの、オリジナル映画の上映会
いよいよ完成した作品の上映会です。
どの作品も、グループでまとめたテーマに沿った心に染みる作品ができました。
効果的なアングルをうまく組み合わせたり、後で吹きこんだ心の声によって主人公の心情を表したり、参加メンバーそれぞれのアイデアや持ち味を活かした、とても素晴らしい出来栄えの映画でした♥
参加者の2作品のタイトル
「メビウスの帯」
「オヤジと娘〜37番がつなぐコロナ禍の家族〜」
他者を知り自分を知る、貴重な3日間
映画の感想を述べ合った後、一緒に作った仲間へ「その人の魅力」のメッセージを手書きした『修了証』を進呈し合いました。
シネマ・アクティブ・ラーニングの手法を使うことで、相手の良さを見つける引き出しを沢山得て、初めましての参加者同士でも興味を持ち、人となりを知ることで直ぐに近しい関係になれることを体験しました。
手軽にどこでも使える「アイスブレイクでのコミュニケーションワークショップ」もひとつの財産です。身近な人や身近な場で活かせるといいですね。
これまでも、これからも、人々が、豊かなコミュニケーションを取り、そこに住む人同士、誰もが各々の持ち味が活かせるまち府中でありますように。