【市民活動専門講座】「伝えたいものを、しっかり伝える! 心に届く広報写真のヒケツ」1回目開催レポート
広報用に撮りためた写真。
使おうと思ったとき「いい写真がない」と感じたことはありませんか?
この講座では、写真撮影の“キホン”から、チラシ・ポスター・Webなどでの写真の活かし方まで、団体活動の魅力が伝わる“ヒケツ”を学びます!
広報とは?
無関心の人に興味を持ってもらい、少しずつ関わってもらったり利用してもらいながら、最終的にファンになってもらえるように、そのフェーズごとに適した方法で伝えPRし続けることが広報活動です。マーケティングの視点を持って、参加者それぞれ、自分の対象は「誰」で、「活動を知ってもらい、ファンになってもらうために何を伝えればいいか」を考える時間を持ちました。
広報を考えるにあたり、いちばん大切なのは、「相手をおもんぱかること」。事業を深く考え、撮影する対象を思いやりながら、伝えたい人々の心に届くように配慮することと学びました。
目的を達成する写真技術
撮影の基本10選と題し、光の使い方、構図の捉え方、表情の引き出し方などを事例を見ながら学んだ後、クイズ形式で考えながら、撮影のポイントを得ていきました。クイズの回答では、参加者自身が手を挙げて積極的に意見を話していた様子が印象的でした。
今回の内容を活かした写真を撮り、チラシやポスター、Webの広報媒体として作成することが、次回までの課題です。
参加者の方からは「構図や、目的をまず初めに考えて撮影しないといけない、ということを知ることができ大変参考になりました」「経験値に基づく知見を余すことなく、丁寧にご説明いただき大変分かりやすかったです」などの感想をいただいています。
意欲ある皆さんの制作物が、とても楽しみです。
(募集終了)9/3開催。2回連続講座の1回目が終了しています。
講師紹介
うえはら まり氏(Communication Design hmr.代表)
フォトグラファー、ライター、プランナー、デザイナー。メディアのダイナミックな変化に伴いコミュニケーション手法や役割が大きく変わるなか、「相手に伝える」提案とものづくりを重視して活動中。商業デザインやソーシャルグッドに関する分野に関わる。