第11回 市民活動専門講座 「スマホでできる! はじめての『活動PR』動画作成講座」1回目3/6 開催レポート
自分の活動をえるために、いくら言葉を尽くしても伝わりきらない経験をしたことはありませんか。
身近な人の共感を得て、地域にファンを増やすための「活動PR」動画作成 講座を2回連続で実施しました。
1回目は、「動画 」の力を使って「ファン」を増やすための基本的なスキルと発信方法 を伝授しました。
等身大の言葉と視点で、すぐそばの誰かに伝えるために
講師の佐藤さんは、地域で映像を作って生まれた人間関係をつなげていらっしゃいます。
どうして地域の中で映像を撮り始めたのか…というお話が、今講座の「活動を伝える」ために大切なことと重なります。
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街の中には、一人でできる小さな活動から行政を巻き込む大きな活動まで、様々なことをする人が沢山いて、それぞれの活動に熱い思いや愛情を持ってしている人ばかり。人もモノも街も緑も、もしかしたら他の場所とは変わらないかもしれないけれど、「この活動」の素晴らしさは変わらない。けれど、同じ街にいても周りの人がその思いや情報を知らないことが多いのです。どうしたら地域の人に伝わるのでしょう。
その人は、何をしているかは知っているけれど、それ以外のこと、「どんな話し方をしているか」「どんな表情をしているか」「どんな性格でどんな温もりや個性を持っているか」を「動画」で伝えることができたら、より深く知り繋がるきっかけになるのではないか…そして、それを広く誰かにではなく「目の前の人」に届けることが大切なのではないか。
身近なこと寄り添って表現する。それを身近な人に伝えて小さな関係からつくっていく。その街で起こっていることをその街の人たちに知らせていく。等身大の言葉や映像で伝える。その人の普通の姿、だけど個性ある自然な姿を紹介と、きっとそこには共感があるはずです。
身近な人の共感からファンを増やすとは、そういうことではないかと思います。
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市民活動でも、「伝える」ときに大事にすることは同じではないでしょうか。
映像編集アプリを使用して映像作り
まず、座学で映像の撮り方のレクチャーのポイント「これをやっておけば大丈夫」をいくつか教えていただき、参加者同士3人1組となりプラッツ館内で撮影開始。
その後、インストールしたアプリを用いた動画編集でスキルを習得。講師のレクチャーに沿って各自が撮った映像を分割したり、速度を調節したり音楽やテキストを挿入したりして、30秒ほどの動画ができあがりました。素敵な作品にしたり、参加者一同、大感動!で自画自賛!
参加者からは以下のような感想をいただきました。
「わかるまで丁寧に教えてもらえ、サポートしてくれるスタッフの皆さんの存在が、質問しやすい空間になっていた」「今の時代、必要なスキルだと思う。思っていた以上に高度なスキルを教わった」「3時間があっという間で、コツが端的で分かりやすかった。とても楽しかったです! 宿題も次回講座も楽しみです! この講座に参加できて本当によかったです!」
講座最後に出た課題は「活動PR動画」の作成。楽しそうに参加されていた皆さんですから、きっと力作が生まれることでしょう。
2回目のレポート報告を楽しみにお待ちください!
- 開催日
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2022年3月6日(日曜日) 、3月27日(日曜日)