武蔵野台商店(中学生職場体験作成記事)
※このインタビュー記事は、プラッツでの職場体験プログラムの一環として、中学生がインタビューから記事作成まですべてを行い、完成したものです。
地域の人と作り上げていくカフェ
武蔵野台商店って何だろう?
社長の糟谷さん(左)と、店長の和田さん(右)にインタビューさせていただきました!
京王線武蔵野台駅の改札を出るとの目の前にあるおしゃれなカフェです。
武蔵野台商店と他のカフェの違いは?
最初は、店員さんがフレンドリーでお洒落なカフェという印象でした。ですが、話を聞いていくうちに、普通のカフェとは少し違うことがわかってきました。
お店では「いらっしゃいませ」ではなく、「こんにちは」とあいさつを交わし、自然に会話が生まれるような温かい雰囲気が漂っています。
このカフェは、ご飯を食べてもらうだけではなく、過ごしやすい場所として使っていただきたいと考えており、例えば小さいお子さんが絵本を読めたりおもちゃで遊べたり、イベントで使うことのできる場所もあって、地域の方や子どもづれの人でも楽しめるようになっています。
このような違いは、もともと飲食店をやっている会社ではなく。医療福祉に携わっている会社が経営していることも関係しているのかもしれません。
店長さんがおすすめするメニュー
カフェラテやコーヒー、地元野菜がおいしいのだそうです。
野菜はどれも新鮮で、人参は葉っぱ付きで売っています。
だれが作った野菜かわかるように、育てた人の名前や顔が書かれています。
また、コーヒーは焼き方、淹れ方によって風味が変化するため、豆の良さをできるだけ出せるようにしているそうです。
地域の方々が作ったおいしそうな野菜など
イベントもしています!
武蔵野台商店では、いろいろなジャンルのイベントをしています。
例えば、ヨガの体験や将棋教室、ウィスキーの飲み方教室、花束づくりなどをしています。
それらのイベントの多くは、地域の方も主催者となり作り上げています。
最近(6月26日現在)では「武蔵野台商店会」というイベントを開催し、食べたり飲んだりしながら地域の人と交流しています。
学生から還暦まで幅広い年代の人が参加しています。
色々なイベントのチラシ
お店に並んだウィスキー
カフェに来てもらうきっかけになってほしいという思いからこのようなイベントを始めた糟谷さんと和田さん。
イベントをきっかけにカフェに来てもらい、なかなか言えない相談や不安も気軽に話し合えるようなカフェにしたいと言っていました。
また、「何かをやって失敗することはない」と糟谷さんは考え、「 失敗も成功も自分が動いたから得られるものなので、動けば動くだけ良いものが見える。」と言っていました。
糟谷さんと和田さんは、「イベントはみんなでつくりあげていきたい」と言っていました。そのため、チラシやポスター 、SNSだけでなく、時には自分たちから声をかけて 地域の方を誘っているそうです。また、イベントをつくる時は、主催者とお店の方とで、どんなことができたらいいかイメージを共有して、そこに参加する人といっしょに作っていくような感覚を意識しているそうです。
社長さんと店長さんから今後のカフェについて一言頂きました!
会議などの話し合いをしていても、ちょっとだけ優しい雰囲気になるようなカフェにすることを心がけています。
これからも地域の方と協力してカフェやイベントをつくりあげていきたいです!
取材をさせてもらって
・武蔵野台商店は地域の方との関わりが沢山あることが分かりました。
「みんなで作り上げていく」というモットーがいいなと思いました。落ち着いた雰囲気で、勉強をしに行くのにもちょうどいいなと思います。私が大人になったらここに行きたいです。
・すごく温かい場所だなという印象を受けました。
お客さんや地域の方との関わり方がほかのカフェとは違った雰囲気で、そこがいいなと思いました。
イベントも色々なものをやっているようなので、是非参加してみたいです。
・武蔵野台商店は「お店だけど、お店ではない。」と思いました。
「武蔵野台商店はほかのカフェとは違い、お店と地域の方との協力を大切にしている。」と聞き、
私は武蔵野台商店のすごさ、すばらしさを感じ、今度イベントがあったら是非行きたいです。
府中市立府中第八中学校 二年職場体験生
インタビュー・編集:府中第八中学校 プラッツ職場体験班
※このインタビュー記事は、プラッツでの職場体験プログラムの一環として、中学生がインタビューから記事作成まですべてを行い、完成したものです。