まちづくり府中(中学生職場体験作成記事)
※このインタビュー記事は、プラッツでの職場体験プログラムの一環として、中学生がインタビューから記事作成まですべてを行い、完成したものです。
まちづくり府中
まちづくりって…?
今回はまちづくり府中さんにインタビューをしてきました。
みなさんは「まちづくり」と聞いて何を思い浮かべますか。建物をつくったり、管理を行っていると思う人もいるかもしれません。ですが、その考えとは違う「まちづくり」を行っている会社でした。
「まちづくり府中さんの仕事内容は何ですか。」
「私たちは府中の中心市街地の活性化を進めています。
府中を盛り上げるために、商店や商業施設と協力したイベントや、
竹あかりなどけやき並木通りを活用したイベントの開催、
大國魂神社前の「ふちゅこまーけっと」の運営などをしています。
竹あかりでは、竹を使用することで和風な雰囲気をつくり、
外国の方々にも興味を持ってもらえるようにしています。
また、「ふちゅこまーけっと」では、
地域に賑わいを創出すると共に、これから府中にお店を開きたい事業者さんに場を提供し、
お店を開いた時のやりがいや、大変さを体験できるようにすることで起業を応援しています。
このように色々な方に関心を持ってもらい、府中の中心市街地や商業の活性化を図っています。
また、中心市街地で開催される他団体のイベントの宣伝も行っています。」
「なぜ府中の活性化に取り組んでいるのですか。」
「府中を盛り上げることにより、市民が住み続けたいと思える街をつくっています。
そのために、市民・府中市や民間企業・地域団体や行政と協力して事業やイベントを開催しています。
その中でも、私たちは様々な事業を通して人と人をつなげることを大切にしています。
私たちはイベントをすることが目的ではなく、イベントを通して府中に関心を持ってもらう事を目標に活動しています。」
「どうして府中市の中心部の活性化に取り組んでいるのですか。」
「最終的には、市全体の活性化を目指しているのですが、
いきなりすべての地域を活性化させるのは難しいと考え、
私たちは最初のステップとして一部の地域に絞ることによって、
より効果的に活性化をさせていこうと思います。
その後、徐々にひろげていき、最終的に市全体の活性化を目指しています。」
「大変な事は何ですか。」
「多くの団体と共に事業を実施する上で、
それぞれ違う考えを持った団体同士の意見を調整するのが大変ですが、同時にやりがいでもあります。」
「多くの事業者や団体と一緒に仕事をするのはなぜですか。」
「地域の事業者や団体が同じ目標に向かって協力することにより色々なアイデアが新しくでき、
イベントに来る人にとってさらに楽しんでもらえるものを作ることが出来ます。
例えば「キテキテ府中」では、駅前の商業施設が合同セールを開催することで多くの人に府中に来てもらう機会を作っています。
また、事業者同士がつながりを持つことによって新たな企画が生まれ、
府中をより活性化できるようにしています。
キテキテ府中と同時に開催された「FUCHU WORLD Festival」は、
府中市内の大学の学生達が中心となって、府中駅前の施設と協力することでできたイベントです。
私たちは市民、民間企業、行政や地域の団体と共に、よりよい府中を目指しています。」
インタビュー・編集:府中第八中学校 プラッツ職場体験班
※このインタビュー記事は、プラッツでの職場体験プログラムの一環として、中学生がインタビューから記事作成まですべてを行い、完成したものです。