【しごとバー府中レポート:コワーキングでまちとつながらナイト】~働く楽しさを、まちと育む場所へ
「仕事」×「地域」がテーマのトークイベント「しごとバー府中」多摩地域版。3月は2025年11月にオープンした「シェアオフィスfunc」を会場として、2026年3月27日、トークイベント「しごとバー府中」が開催されました。府中市内外の個人事業主や主婦など多彩な参加者が集う中、代表の廣瀬春奈さんが魅力を語りました。
府中市を拠点に建築設計やまちづくりに携わる一級建築士事務所の代表の廣瀬さん、地域と自然に繋がりながら働ける場つくりを実践し、フリーランスの方や起業家の方々の次の一歩を試せる場所の提供をスタート。
街の大事な「機能」になれる場を目指して
イベントの前半では「シェアオフィスfunc(ファンク:以下func)」立ち上げのきっかけや、その多彩な機能について紹介されました。
まちの"FUNC tion"を担う場所として…
funcは、府中駅北口から徒歩6分、中央図書館や府中公園、郵便局などが集まる府中町の落ち着いた一角にあります。利便性の高い駅近でありながら、「楽しく(FUN)&創造的に(Creative)活動できる場所であり、同時にまちに新たな機能(FUNCtion/ファンクション)を担うプラットフォームにしたい」という思いを込めて「func」と名付けました。地域とともに新しい価値を生み出していきたいという願いが込められた場所です。
また設計にはアダプティブ・リユース(適応型再利用)の手法が用いられ、学習塾からコワーキングスペースに生まれ変わりました。家具や空間にもエルゴノミクスに配慮した昇降机や椅子の採用、観葉植物の配置など、働く人の心身に寄り添う空間となっています。
地域でつながる場所をつくりたい
シェアオフィスを立ち上げる際”なぜコワーキングスペースを手がけたのか?”と質問されることも多いそうです。
廣瀬さんがパートナーと主宰する一級建築士事務所「アワーデザイン」はビルの7階にあります。そのため、街と関わる仕事をする一方、「人のつながりを地域に還元できない」「街と関わる仕事をしているのに、自分たちの活動を伝えられない」といったもどかしさを感じていました。地域に開かれた場所をつくることで、建築関係者だけでなく、クリエイターやデザイナー、地域で活動するさまざまな人との新たなつながりを生み出したいと考えるようになりました。
「地域で働けるって、いいことだと思うんです」——その実感が、funcをつくる原点になりました。
funcの多彩な機能~3つの「コ」(コワーキング・個室・交流)
funcは、コワーキングスペースと個室(レンタルオフィス)のハイブリッド型拠点です。ビジネスの拠点として、法人登記や事業用住所の利用が可能で、専用ポストも完備されております。また広い会議室・イベントスペースがあり、様々な地域をつなぐイベントの開催実績もあります。
廣瀬さんは、この場所がサードプレイスとして「あなたらしく働ける場所」であってほしいと語ります。働くだけでなく学び直しの勉強部屋として、また趣味に没頭する場としても、ぜひ利用してほしいとのことです。
起業家や副業を考える人だけでなく、「次の一歩を踏み出してみたい」人——funcはそうした、型にはまらない多様な使い方を歓迎しています。
利用者の声
funk利用者からは「契約して一番良かった」と感じたのは、自宅以外の信用できる拠点の住所を、名刺に記載できるようになったことだそうです。「安心して名刺を受け取ってもらえたことが何度もあった」と話しており、バーチャルオフィスとは異なる実在拠点ならではの信頼感を感じているようでした。
参加者からスポット利用時の混雑を懸念する質問に対しては、「現状はまだ余裕があります。満席時はSNSなどで周知する方針です」と回答があり、利用してみたいと話す参加者もいました。また、「おしゃれでやる気が出る」といった前向きな感想も多く聞かれました。
施設見学と初対面同士の交流会も盛り上がりました
イベントの後半は、funcの施設見学と交流会の時間が設けられました。昇降デスクや座り心地のよい椅子を試したり、実際に個室スペースに入って雰囲気を確かめたりと大盛況でした。特に個室スペースは「一般的なシェアオフィスより広く、開放感がある」と好評でした。
見学後の交流会では、府中市内在住の方と府中近隣にお住まいの方が、初対面で盛り上がる姿も見られました。同じ業種同士で話し込む光景や、個人事業主として一歩を踏み出す人を勇気づける声もあり、終了時間まで会場が熱を帯びていました。
新たな発見をこの場所で
イベントの締めくくりに「府中に住むようになって、毎日が少し楽しくなりました」と話す廣瀬さんの言葉が、funcという場所の本質を語っているように感じられます。ただのオフィスではなく、まちと人がゆるやかにつながり、新しい自分を発見できる場所、それがfuncです。
気になる方はドロップインの利用や、「日常の延長」をテーマに毎月開催されている「Coffee&Tea meet up」に、ふらっと立ち寄ってみませんか?
ライティング:結粋堂 佐藤裕子
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