団体のお金 考え方・管理の仕方 専門講座第4回 開催レポート
市民活動専門講座の第4回講座は「団体のお金 考え方・管理の仕方」と題し、SoCoサポートラボの西川雅明さんを講師に迎え、実施しました。NPO法人や一般社団法人といった法人格のある団体から任意団体、長く活動を続けている団体から活動を始めたばかりの団体と、様々な団体が講座には参加しています。「お金」に関する関心事も様々ですが、今回は、その共通項をテーマにお話いただきました。
お金の管理はなぜ必要なの?
講座の前半は「お金の管理はなぜ必要なのか?」がテーマです。講師からの問い「私の団体は□□□(の)ためにお金を管理しています」□に当てはまる言葉を考えました。
参加者からは、事業を進めていくため、団体内の信頼を得るため、団体としての信頼を得るため。。。などが挙がり、講師からは非営利活動特有の資金調達についての説明とそのためにお金を管理していく重要性が示されました。
お金を管理するためにどんな点に気をつけるべき?
後半のテーマは「お金を管理するためにどんな点に気をつけるべきか?」で、4つの「よくある困りごとと対応策」についてグループワークを行いました。
例えば、「会計担当者の不足・属人化」について、「どんなことが起きそうか?」と「防ぐにはどうしたらよいか?」を考えます。
個人で考えを付箋に書いた後、3~4人のグループで共有し、それを全体で共有しました。どのグループでも活発なやり取りが行われ、まとめのA3用紙にはそれぞれの答えを書いた付箋であふれていました。
参加者からは「会計担当ではなくてもわかりやすくて学びがあった」、「改めて信頼の大切さを知った」などの感想がありました。


