【2024年度インターン企画 】イベントレポート
東日本大震災から14年。2025年3月8日に開催された「もしも大地震が発生したら?~今日から始める防災アクション~」では府中消防署の方をお招きし、参加者の皆様と一緒に自分の身を守る防災知識を実践的に学びました。
もしも今、大地震が発生したら?~今日から始める防災アクション~
シェイクアウト訓練とVRで地震を疑似体験?!
シェイクアウト訓練とは、地震の揺れを想定した初期行動訓練のことです。
府中消防署の方からは(1)低い姿勢、(2)頭を守る、(3)動かないという3つのポイントを伺い、実際に身を隠す練習をしました。机の下にもぐることが出来ない方もカバンなどで頭を隠すなど自分のできる範囲でより安全に身を守る方法を学びました。
また東京消防庁では首都直下型地震のシミュレーション動画であるB-VR(ビーバー)を配信しています。今回は360度のVR映像を視聴しながら、府中消防署の方に解説をしていただきました。より実際の状況を想像しながら、地震発生時の危険個所を確認することができました。
プラッツの避難経路を歩いてみよう
プラッツ職員からプラッツの防災設備に関する説明を行った後、実際にプラッツで地震が発生した時のことを想定して避難経路を歩きました。「自分が何階にいるのか分かりづらい」、「膝が悪くて降りるのが大変」など普段は通ることが出来ない避難経路を実際に歩いてみたからこそ気づきや発見がありました。
防災アクションシートを作ろう
イベント全体を振り返り、実際に取り入れていきたいと思った災害対策を防災アクションシートにまとめ、参加者の方に発表していただきました。参加者同士の発表を聞く中で、さらに防災意識が高まったのではないでしょうか。
参加者が書いた防災アクションシートは、3月31日(月)までプラッツ5階キッズスペース前に展示しておりますので、是非ご覧ください。
参加者の声
・B-VRは想像以上に揺れをリアルに感じました。そのあとに実際のひなん経路の確認があったので、よりちゃんと確認しよう、という気持ちになれた。
・まずはこのような機会をいただけた事ありがとうございました。我が家の防災リュック見直してみます。
・防災意識・行動を高めるために大変有意義です。
イベント終了後に実施したアンケートでは、参加者全員から防災意識が非常に高まった、高まったとご回答いただきました。災害はいつどこで発生するかわかりません。このイベントをきっかけに日頃から自分の防災意識・知識を見直し、更新し続けていただければ幸いです。
ご協力いただきました府中消防署、そしてご参加くださった皆さま、ありがとうございました!