第2回運営協議会報告
今年度第2回目となる運営協議会を開催し、第1回の振り返りと登録団体アンケート集計結果を踏まえた協議を行いました。
第2回運営協議会
第2回運営協議会の様子
■日時:2023年2月16日(木)19:00~21:00
■会場:プラッツ6階 第3会議室
■参加者(敬称略)
委員長 長島 剛(多摩大学経営情報学部教授)
副委員長 林 瑞恵(act634府中)
委員 小林 広和(府中市市民協働研究会)
千葉 岳志(公募市民、NPO法人府中アスレティックフットボール
クラブ会長)
椋田 實(府中市自治会連合会事務局次長)
吉田 翔(モランボン株式会社社長室)
小塚 栄志(府中市協働共創推進課課長)
吉田 恭子(府中市市民活動センター プラッツ館長)
※欠席 間橋 政文(府中市市民活動センタープラッツ施設管理課課長)
事務局 林、高橋、春山、道具
第1回の振り返り
第1回運営協議会での委員からの提案への回答と共有を行った。
提案(1)ただつなぐだけではなく、市民活動団体が自走するまでの間、コーディネーターとし
て伴走してもらえるとよい。
⇒(事務局)プラッツは府中の中間支援組織として、できるだけ寄り添っていきたい。最終
的には団体の自立を目指している。立ち上げの時期にはきめ細かい伴走支援をおこな
い、ある程度経験を積んだ団体においては徐々に自立化の方向での支援をしていくこと
が必要と考えている。
提案(2)コンシェルジュ的な窓口(対応)を期待する。
⇒(事務局)利用者の方にご負担をおかけしないよう配慮しているが、施設予約の端末PCや
鍵の貸し出しに関する受付窓口と、市民活動支援に係る窓口はシステム上全く別のものの
ため、むしろ最初からそれぞれの担当が対応したほうが利用者の方のご負担も少ないとの
判断に立ち、ご相談内容に最も適切にお応えできる窓口をご案内している。
⇒(委員)見える化すると解決するのではないか。「会議室予約は〇カウンター、市民活動
の相談は△カウンターなど」の掲示を行うと、利用者も利用しやすくなる。
提案(3)有償でもいいので、レンタルWi-Fiを貸してもらえるといい。利用者にとってできる
ことの幅が広がると思う。
⇒(事務局)Wi-Fiのレンタル規約に「契約者等は縛りなしWi-Fi端末を第三者に譲渡・転貸
ししてはならない」という条文があり他に貸し出すことは難しい。(契約主体がエンツ
リーであるため)
⇒(委員)どこまでプラッツが担うのかという問題もある。団体がレンタルするのが普通で
はないか。
提案(4)市民活動団体が会議室を予約しにくいという状況の改善を希望する。
⇒(事務局)以前から他の市民活動団体からもご意見をいただいているが、府中市のルール
に則った予約システムとなっているため、何らかの対応ができないか検討が必要。市自体
のシステムの変更の機会があるなら、プラッツから意見を出していきたい。
提案(5)プラッツでは、会議室以外の団体活動スペースなどのWi-Fi電波が弱い。
⇒(事務局)6階青少年・コワーキングスペース及び休憩コーナーはWi-Fiのスムーズな利用
が可能。市民活動交流スペースは府中市Wi-Fiの利用となっている。団体活動ミーティン
グ・作業スペースについて、要検討と考えている。
提案(6)大まかな業務分掌などがホームページで公表されていると、問い合わせが容易にな
る。
⇒(事務局)プラッツの各事業は担当グループ制としており、どの職員に連絡が来ても迅速
にその担当グループへ情報共有する仕組みができている。今回、情報共有に漏れがあった
ことで迷惑をかけた。もっと徹底していきたい。
⇒(委員)個人名を出すと、個人の負担がでてくるのであまり出したくないということもある
のでは。
登録団体アンケート集計結果報告をうけての協議
2022年10月に実施した登録団体アンケートの集計結果をお示しし、委員の皆さんから
意見をいただく。
〇登録団体アンケート実施の目的:事業の企画等に反映させる
〇回答数:登録団体約450団体中、148団体から回答
プラnetにのみ登録している企業や自治会等にはアンケートは実施していない
〇アンケート集計結果に対しての委員からの意見
・(委員長)プラッツを利用する人は、「施設を利用する人」「市民活動をする人」「市民活
動団体以外」など様々とのことだが、プラッツを利用している団体の全体像を知りたい。
・(委員)年代別と活動の分野や、年代別で課題と感じることなどクロス集計などするといいの
ではないか。
・(委員)このアンケートは、エール制度の再構築、団体の個別相談など次年度の相談体制を整
えるなどに活用するとのことだが、それこそ、この場でやることではないのか。
・(委員)相談したいことがある団体が28団体とのことだが、団体からはなかなか言い出しづら
いので、中間支援組織としプラッツから声かけするのがいい。
今後5年間のKPIについての協議
第二期のビジョン・ミッション・KPIについて、配布資料「令和4年~8年度のビジョン・ミッション・KPI」をもとに説明し、意見をいただく。
〇プラッツのミッション
(1)中間支援組織として、「市民協働都市府中」の充実を目ざす。
(2)市民活動団体、きめ細かい伴走支援を実施し、団体の自立化に向け活動内容のアップグレ
ードに取り組む。
(3)生涯学習センターや他の組織など、いろいろなセクターの活性化とともに生まれる協働の
タネをコーディネートし、多様な協働の実現。
〇KPIに関しての意見だし
・(委員)「団体の自立化」「活動のグレードアップ」とは、何をイメージしているのか。ま
た、このKPIが達成されたらこのビジョン・ミッションが達成できるのか?協働の事業数をふ
やすのが目ざす姿なのではないか。
・(委員長)団体数は、他市と比較しないと客観的に多いか少ないが分からないため、次に進む
ために、現状認識をしたい。プラッツを利用している団体の全体像を把握するためにどうす
ればいいかについてと来年度のKPIの設定について知恵をだしてほしい。
・(委員)
◎団体の全体像の把握についての意見だし
・他市との比較をすべき
・団体に直接聞く
・テーマ別に意見を聞く会など開催
・アンケートではない自由記述方式
・こんな困りごとがあるので、参加してくれませんか。オープンにして当事者になってもら
う。
・プラッツを使わない理由をヒアリングする。
・会議室利用者などに、「何かやりたいですか」とか「貴方たちとミッションを解決したい
のでどうですか」などのアンケートを取ることも一案。
◎来年度のKPIの設定についての意見出し
・相談件数。プラッツがどれだけアプローチしたのかの年間件数。
・プラッツの機能に何%が満足しているのか?(顧客の満足度)
・「自立化」とは何か(コミュニティビジネスにすることも一つの方法、助成金を受けるこ
ともあり、資金がない場合にどう実現するのか常に考えてやることが必要)。
・「アップグレード」の定義についての設問を設ける。
・協働の事例など、定量的に評価しくにくいところは、事例を並べていく。
・プラッツのHPに協働事例を掲載し、今年の協働の一番はこれ!と市民が投票するのはどう
か。
・協働の事例の結果だけではなく、プラッツがコーディネートした協働事例(物語)を出し
ていくことが大事。
・登録団体がどんな社会課題に取り組み、そこにプラッツがどうかかわったのかを出してい
く。
・「若い人への支援」も行っているので、しっかりアピールしたほうがいい。
まとめ
下記2点、事務局への次回までの課題
1.全体像を把握する
利用者像が把握できる資料を作成し、プレゼン。
2.来年度のKPIの作成
プラッツのミッション(私たちの使命)に対応した、わかりやすい目標を設定し、
それにむけてのKPIを提案。
次回会議予定
日程:2023年6月27日(火)19:00~21:00
会場:プラッツ6階 第3会議室
内容:(1)プラッツ利用団体及び利用者の全体像の把握
(2)2023年度のKPIについて
その後の予定
・10月17日(火)
・2024年2月6日(火)
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