【学ぼう!法人選択とインボイス制度】NPO・SBガイダンス
「プラッツ NPO・SB/CB設立運営ガイダンス」
NPOって? 一般社団法人って? 法人の選定について、および団体活動においてインボイス制度の法制化で気をつけることを学びました。
NPO・SB設立運営ガイダンス「法人選択とインボイス制度」、開催報告
特定非営利活動促進法が制定されて、20年以上が経過しました。ボランティアグループとして活動していた団体が法人格を取得したことで社会的認知度を広げ、存在価値を高めてきました。NPO法人の数は2017年をピークに頭打ちとなっていますが、現在も5万件を超えます。創設者の強い思いで始める団体が多いですが、リーダーや中核メンバーの高齢化により世代交代が図られずに解散となるケースが増えています。また、ソーシャルビジネスなど、株式会社や個人事業の形で社会貢献事業を展開する動きも盛んになっています。そして、一般社団法人や労働者協同組合など、いくつかの選択肢もあるというのが現状で、これから法人化を考える場合、どの形を選択したらよいのか迷うことにもつながっているようです。また、今年の10月から施行されるインボイス制度について、活動団体やソーシャルビジネス事業者にとって気になることです。
そのような最近の活動団体の課題に対して、2023年7月16日(日)にガイダンスを開催しました。テーマはずばり、法人選択とインボイス制度についてです。
公益活動・ソーシャルビジネスのための法人選択
プラッツの専門個別相談のアドバイザーでもある、行政書士の竹内正也さんに登壇いただき、NPO法人、一般社団法人(非営利徹底型と共益型)、普通法人(株式会社や普通法人型一般社団法人)、任意団体の違いと、自分の形に合った法人を選ぶポイントをレクチャーいただきました。
また昨年スタートした労働者協同組合についても紹介していただきました。
インボイス制度の導入にあたり知っておきたいこと
後半は、やはり専門個別相談アドバイザーの税理士 牛込太一さんにご講義いただきました。そもそもの消費税の課税と納付の仕組みとインボイス制度の仕組みを知り、現在の取引が課税取引かどうかや自分や取引相手が課税事業者か免税事業者かなど、現状を把握すること、そして方針を検討するというステップを教えていただきました。
それぞれのテーマについて、団体ごとに検討していくにあたって生じる疑問については、ぜひプラッツの専門個別相談も利用していただくことで、自信をもって団体運営をしていけると思います。
この専門個別相談については以下のURLをクリックしてください。