コミュニティカフェ開設連続講座「人が集まる居場所のつくり方」第4回開催レポート
コミュニティカフェ開設連続講座「人が集まる居場所のつくり方」(全7回)
2019年11月30日に行われた第4回講座の報告です!
コミュニティカフェ開設連続講座「人が集まる居場所のつくり方」第4回開催レポート
2019年11月30日(土)、コミュニティカフェ開設連続講座「人が集まる居場所のつくり方」の第4回が開催されました。本講座(全7回)では、「居場所づくり」をテーマに、さまざまな分野の実践者を講師にお招きして、新しい「居場所」を立ち上げるための事業プランを作成していきます。
第4回のテーマは「コミュニティカフェの経営に必要なもの(1)」です。創業に必要な会計・税務のポイント、店舗改装事例など、カフェの準備段階で重要となるお金の知識について、わかりやすく紹介します。
なお、最終日は、受講生以外の方も参加可能な「コミュニティカフェ プランコンテスト」が企画されています。
第4回テーマ:コミュニティカフェの経営に必要なもの(1)
第4回概要
【開催日時】2019年11月30日(土) 13:15〜16:45
【開催場所】府中市市民活動センター プラッツ 6F 第3会議室
【講 師】堀内龍文さん(税理士・堀内会計事務所 代表)
【事例紹介】和田滋夫さん(FLAT STAND / 武蔵野台商店)
https://www.facebook.com/musashinodaisyouten/
第4回の講師は、税理士の堀内龍文さんです。これまで数多くのコミュニティカフェ開設講座の講師を務め、運営中のコミュニティカフェの顧問税理士も担当。事業プランを実現するためのアドバイスや、実際の経営に役立つ情報などを発信されています。
府中の事例紹介は、清水が丘(多磨霊園駅すぐ)の「FLAT STAND」を運営する和田滋夫さん。2019年に駅ナカの「武蔵野台商店」もオープンし、地域の中で広がる活動状況について、詳しい解説がありました。
府中の事例紹介(4) 「FLAT STAND」「武蔵野台商店」
今回の府中の事例紹介では、「FLAT STAND」「武蔵野台商店」の和田さんが登壇し、市内の複数拠点から広がるコミュニティ活動について、プレゼンテーションをおこないました。
2つのカフェの運営母体は、府中町に本拠を構える株式会社シンクハピネスです。介護福祉事業(訪問看護)の枠を超えて、より地域に根ざしたソーシャルな活動の拠点として、2016年にカフェ「FLAT STAND」をオープン。
2019年からは、京王電鉄とのコラボレーションで武蔵野台駅にある「武蔵野台商店」を運営し、活動の裾野を広げています。
本来の事業から枝分かれしながら、根底は共有するという「居場所づくり」の新しい試み。興味深い事例として、受講生からは参考になったという感想が寄せられました。
受講生のアンケートから
「高齢者福祉に始まって、人、スペースのつながりをひろげられた事例、興味深く拝聴しました」
「周りを巻き込んでの町づくりが新しい視点だった。福祉にも取り組んでいるということで参考になった」
コミュニティカフェの経営に必要なもの(1)
後半は講師の堀内さんが登壇し、コミュニティカフェの創業・起業の基本を、実例を基に詳しく解説されました。
事業計画の作り方についても、事業計画のイメージを具体的に形にしていくため、実践的なステップごとに、各段階でやるべきことの解説がありました。
開業計画を立てるワークショップ
講義の内容をふまえ、実際に開業計画を立てるワークショップでは、同じグループ内で自分の計画を話したり、意見を交換したり、講師に質問や意見を求める時間となりました。実践的で具体的なアドバイスが参考になった、という意見が相次ぎました。
受講生のアンケートから
「具体的な金額は想像がつかないが、考える良いきっかけとなった。実践に向けた講座で、わかりやすく参考になった」
「助成金の申請に困っていたのですが、行政書士に代行できるという話が聞けて利用してみたいと思いました」