【市民活動入門講座】見つけよう!語り合おう!読み聞かせの魅力 開催レポート
絵本の読み聞かせに関心がある皆さんが集まり、読み聞かせの活動をしている「にじいろクレヨン」さんの実演や活動をはじめたきっかけなどのお話を聞きながら、参加者同士が交流する講座を開催しました。
「にじいろクレヨン」の紹介と実演
「にじいろクレヨン」さんによる読み聞かせの実演から講座はスタート。読み聞かせの始まりはいつも、皆で手遊びをしてリラックス。その後は人気絵本の「ぐりとぐら」。大型絵本を用意してくれました。お歌を交えながら、参加者も耳を傾け、絵本の情景が思い描けるような穏やかな時間が流れます。
活動のはじまり
続いて、「にじいろクレヨン」さんのこれまでの活動のお話です。元々は「絵本と語り実践講座」の受講生が集まり、練習を続けていました。発表会を行ったところ、保育園での読み聞かせの声がかかりました。その後、講座の講師の勧めもあり、コロナ過ではオンラインで実施したり、一般向けの読み聞かせを始めたり、昨年からは、新たに障がい者施設での読み聞かせがはじまり、活動の幅が広がっています。
メンバーの皆さんは、本が好きで始められた方、読み聞かせを教えてくれる講座を知り始めた方などきっかけは様々です。
活動サイクルと選書のコツ
活動のサイクルは、お話し会のプログラムを決めるための打合せ→演習→実演→そして振り返り。施設によって実演時間も対象も様々です。図書館の物語リストや季節感を感じられる絵本や大型絵本、紙芝居を取り入れたりと、メンバーそれぞれが選んだ作品を持ち寄ります。皆で選んだ作品を共有しながらプログラムを決めていく時間がとても楽しいと、笑顔でお話されていた様子が印象的でした。
活動を続けて良かったこと
最後に団体の皆様から活動を続けて良かったことをお話して頂きました。
自分自身が成長した。関心事が増えた。「読み聞かせ」に対する反応が良い時がとても嬉しい。仲間がいる事の楽しさ、本を読むことで気持ちを落ち着かせ癒しがある。語りの世界に入って、仲間の大切さ、気持ちが明るく楽しさがある。
何より皆さんが、仲間が出来たことが一番うれしい…という言葉が印象的でした。
「にじいろクレヨン」さんのお話から「絵本の読み聞かせ」の活動を知ることができました。
交流会&参加者の声
さいごは、参加者同士グループに分かれ、お話を聞いた感想やこれからやってみたいこと、好きな本について、情報交換をしました。「にじいろクレヨン」のメンバーもグループに加わります。絵本の読み聞かせに興味があるけれどどうやって始めたら良いか分からない方は、はじまりのきっかけを聞けて参考になった、読み聞かせに興味がある方々と話せてよかった、実演では、ゆったり心温まる時間に奥深さを感じ感動したなど、参加者の満足した声がたくさん聞かれました。
プラッツでは、地域で何かを始めたいと考えている方を全力でサポートしています。もし、ご自分の住む地域で何か新しい一歩を踏み出したいと思われる方がいらっしゃれば、ぜひプラッツにお越しください。