【市民活動入門講座】趣味を活かして社会貢献 開催レポート
趣味を、自分だけの楽しみから他人のためになる活動に広げるにはどうしたら良いか?この先の社会貢献活動を意識して、既に活動する人から学び、自分がやってみたい活動をプランにまとめ、実践する、市民活動入門講座「趣味を活かして社会貢献」(全2回)を開催しました。
第1日目:好きなこと得意なことをどう料理する?ロールモデルを囲んで
ナビゲーターは、1月の入門講座に引き続き「創造的な対話の場づくり」を行っている竹迫和代(たかばかずよ)さん。
第1日目は、
(1)自分の好きなことや得意なことにどのような視点が加わると「社会貢献」となるのか、その勘所を学ぶ
(2)実際に自分がやってみたいと思う(ワクワクしてくる)「お試し体験プラン」を形にすることで、自分だけの趣味が変化する面白さを味わう
この2つを目的に講座が始まりました。
お話や体験を通じて気づいたことをグループ内で共有
アイスブレイクで参加者の皆さんの口慣らしをした後、ちょっと先を歩むロールモデル(先輩)の登場。
筆文字アートの団体(いろどり)代表の小林幹子さんから活動を始めるまでのお話を聞いた後、実際に筆文字アートを体験。ここでのポイントは、主催者の事前準備、説明の仕方、声掛けの方法を確認しながら体験すること。これが、自分のプランを実施する際の大事な学びになります。
参加者の気づき
・分かり易く、誰にでも伝わる内容だった
・20分という限られた時間で完成できるのが良かった
・筆は苦手だなと思っていたのに、やるうちに楽しくなった
・取り組みやすいように教材が工夫されていた
おためし体験プランづくり
後半は、「お試し体験プラン」を考える時間。自分の趣味を用紙の中央に書き、グループ内で発表。他の参加者から「趣味→社会貢献」に変わる視点やアイデアをもらい、それを基に、1か月後実施出来るようにプランを練り上げていきました。
第2日目:やってみよう!社会貢献の最初の一歩
第2日目は、
(1)実際にお試しプランをやってみることを通じて、他者の視点から学ぶ
(2)自分の趣味が誰かの笑顔を生み出す実感を得ることで、次へのステップにつなげる
この2つを目的に、4人の参加者が1か月かけて練った「お試し体験プラン」を実施。実施に当たり、スタッフとの確認、必要な物の準備、進行の確認など、たった20分のプランであっても、想像以上に手間がかかることをそれぞれが実感しました。
2回の講座に参加してみて
・コーヒーに付随する世界が好きというのが分かった。短時間で何かをする場を作ることがおもしろい
・自分の世界が広がるような感覚があった
・今回は、どんなことが出来るのかを知りたくて参加した
・この先マルシェなどでやってみるのはありかも
この先は
今回の講座で実感を得られた経験を次へのステップにつなげるために、参加者とプラッツで計画中。詳細は決まり次第報告します。