【団体交流会】やさしい日本語で交流会 開催レポート
「やさしい日本語」とは、誰にでも伝わるようにわかりやすくした日本語のことです。生活する上で実際にコミュニケーションで困ったことを共有しながら、やさしい日本語を使って交流会を開催しました。
やさしい日本語ってなに?
みんなにやさしいコミュニケーション
講師は、府中市多文化共生センターDIVEの宮武さん。やさしい日本語を学ぼうと思ったきっかけは、やさしい日本語を使うと外国の方や子どもたちに良く伝わると実感したからだそうです。
5グループに分かれ、名前とオススメのお店の紹介をして少しずつ緊張をほぐしながら、交流会が始まりました。
前半は、やさしい日本語が生まれた背景に触れながら、実際にコミュニケーションで困ったことを外国人トークパートナーも交えてグループで話し合い、どんな言葉が難しく、伝わらないのかを共有しました。
やさしい日本語の基本のポイントは、はっきり、さいごまで、みじかくの「ハサミの法則」。
また、大きな声で、ゆっくり、曖昧な言葉は使わないでシンプルに話すなどのポイントを、事例を交えて学びました。
後半は、チラシを例に挙げながら、やさしい日本語をどのように使えば内容が伝わりやすくなるかを、グループで話し合いました。
参加者からは「簡単な日本語に言い換える事の大切さ、新しい発見があった」、「実際に伝わっているのか話し合いながら進められてよかった」という感想がありました。外国人トークパートナーからは、「知らない言葉をかんたんに説明してくれて、とてもわかりやすかった」という感想がありました。
今回の交流会を通して、やさしい日本語が「易しい(Easy)」+「優しい(Kind)」日本語であることを知っていただきました。
参加者がそれぞれの活動場面で、やさしい日本語を必要としている方々に物事をわかりやすくお伝えできるようになっているようであれば幸いです。
プラッツは、地域で何か役に立ちたいと考えている方をサポートしています。もし、ご自分の住む地域で何か新しい一歩を踏み出したいと思われる方がいらっしゃれば、ぜひプラッツにお越しください。