応用研修「自分の価値観」を受講して
皆さんは、自分の中にある「これだけは譲れない!」というもの、大切なもの・信条をもっていますか?本日は、応用研修「自分の価値観」についてお話ししたいと思います。
この研修では、「価値観カード」というものを用いて自分に必要なもの、大切なものを理解し、言語化するという内容のワークショップを行いました。価値観カードとは、「友情」や「富」、「心のやすらぎ」など様々な単語が書かれています。それらのカードを手札に1人5枚維持した状態で、山札から1枚ずつ引き、より自分が必要と思うカードを残していきます。
そして最後に残った5枚が自分の最も必要とするものであるというものです。ここでは、私自身の価値観カードの結果とそこから考えたことについて書いていきたいと思います。
初めに私の結果は、必要な順に「心地よさ」「自分を受け入れること」「親密さ」「希望」「チャレンジ」となりました。これは私自身を端的にかつ的確に表していると感じます。特に最初の2つ「心地よさ」と「自分を受け入れること」は私が日々心がけて考えている「自分が幸せでなくては他人の幸せを願うことはできない」から来たものだと思います。
自身の気持ちに余裕があり、動きやすい状態であるからこそ他人の幸せまでも願えると考えていることが、言語化して出てきたのだと感じました。
また研修を受講して気がついたこととしては、世代や環境によってこの結果は大きく異なるということです。これはグループ内でも話していた内容で、グループ全員がこのことに関して納得していました。例えば、学生世代は「チャレンジ」や「希望」といったような後先考えない挑戦心といった考えが多くみられましたが、親世代は「家族」や「愛されること」など安定性を求めるような考え方が多くみられました。
これは、おかれている環境が世代によって大きく異なり、その環境に応じて必要とするものや価値観が異なっていることから生まれた違いかと思います。つまり、価値観は可変的であり、流動的だということです。
最後に、このように自分自身を振り返るような機会が今までなかったので、新鮮な感覚になりました。とても濃く、考えさせられた一時間でした。インターンが終了した際に再び行い、価値観がどのように変化したか、今回の結果と比べてみたいと思います。
インターン 村元義樹