応用研修「地域で起業・ブランディングを考える~地域資源の発掘・付加価値・活用で新規事業・起業につなげる~」を受講しました!
こんにちは!プラッツインターンの大谷です!今回はプラッツ職員の林さんによる応用研修「地域で起業・ブランディングを考える~地域資源の発掘・付加価値・活用で新規事業・起業につなげる~」について紹介させていただきます。
◎今回受講した応用研修について
「産業の画一化」により、かつての地域の特色や強みを生かした産業が衰退していく中で、地域資源のブランディングや起業という切り口が今の日本には求められている。このような社会的背景の中で、ブランディングや起業に欠かせない手順、中でも地域ごとに多様化する需要や資源の効果的な発見の仕方といった内容のレクチャーとなっております。
「ブランディング」「起業」という言葉を聞くと、どこかハードルが高いように感じられる方も多数いらっしゃると思いますが、私は本質的な意味としては「自分たちの強みを見出す」「強みを生かして課題を解決する」ことだと捉えております。非常に身近であり、仕事や勉強、地域の活動等にも通ずると感じております。
◎受講生の例として、私の受講前の状況を紹介いたします。
私は起業については特に考えたことはなく、また地域資源に詳しいわけでもないですが、サークルや地域の活動の経験から「どうやって自分たちの活動に対して関心を集めるか」ということを考えることが肌にあっており、「ブランディング」という言葉に惹かれました。今回は「地域資源の起業・ブランディング」といったテーマの内容でしたが、私の関心と共通する部分が大きいと感じ、受講しました。(ただ、マーケティングやブランディングといったことは学校で専攻していたわけではなく、知識としては図書館の本で少々勉強した程度です。)
勿論、地域資源というテーマに関心を持つ方、将来、起業を考えている方にとっても有意義な内容となりますし、私のように「普段の活動をもっと充実させたい!」という方、「何か新しいことを始めたい!」という方にも非常におすすめの内容となっております!
◎新しい知見
地域資源のブランディング・起業に向けて踏むべきステップは主に
「課題発見→強みとなる資源や人材の整理→役割分担→PDCA」
です。先程も述べたように、「起業」や「ブランディング」といった内容なので、何か特別な技があって難易度の高いアプローチをかける必要があるのではないかと思っていましたが、学校の授業でも習うようなシンプルかつ非常に原則的な内容という印象を抱きました。むしろ、この非常に原則的な手順をどれだけ忠実に着実に踏んでいけるかが活動における成功の鍵となるのだと思います。私自身、これまでの様々な活動を振り返る中で、この手順を着実に踏めていたかと考えると自信をもって「Yes」とは答えられません。どれだけ当たり前に思えるような内容でも、これを大事に臨んでいけるかが重要となってくる。これは、今回の講義を通して学んだことの1つでもあります。
さらに、手順を忠実に踏んでいく、と述べましたが、1つ1つの深掘りが大事になってきます。深掘りの重要性について林さんは非常に強調して教えて下さいました。例えば、何か一つ商品を作り出す、もしくは売ろうと考えていて、隣近所に商品化に結び付く資源を提供できる人がいるにも関わらず、遠方の他県の市場で資源を仕入れてしまう、これは実際によくある事例だそうです。地域の強み・資源について深掘っていけば、隣近所の存在に気づけたかもしれない。そうなればコストも抑えられるかもしれないし、なにより地域の結束が強くなって新たに別の可能性が生まれるかもしれません。1つ1つの手順を深掘り、着実に進めるか否かでこれだけ変わるということです。
◎最後に
インターンシップの業務の一つとしてInstagramの運営があります。これは、若者世代のプラッツへの関心を高めるというビジョンを掲げて行っております。今回の応用研修で学んだことを生かし、プラッツという場を若者に対して「ブランディング」するべく課題・強み等を深掘りながら取り組んでいこうと思います。
インターン 大谷恭平