「オトナ」の方との接し方(応用研修)
皆さんは「オトナ」の方と接するとき、どのようなことを意識されていますか?
こんにちは、インターンの島田です。今回は先日受講した、プラッツの吉田館長による応用研修「オトナの取説」についてレポートしたいと思います。
冒頭の問いかけに戻ります。皆さんは大人と接するとき、どのようなことを意識しているでしょうか。
わたしはこのインターンを始めるまで、学校の先生やご近所さん以外、大人の方と接する機会がほとんどありませんでした。そのため、プラッツのイベントのお手伝いで、活動団体の方やご高齢の方との接し方に悩んでしまうことがよくありました。そんな中受講したこの研修は、勉強になることがたくさんあり、自分の意識が変わるきっかけにもなりました。
では、初対面の「オトナ」の方と仲良くなるためには、どうすれば良いでしょうか。わたしたちは性別や家族構成などを通して、その人を何となく理解することができるかもしれません。
本研修では、そんなヒントの中の、世代論についてお話がありました。「バブル世代」や「ポスト団塊世代」などの各世代について、年齢層と当時の出来事、それを受けた各世代が持つ考え方について学びました。ただし、決めつけは間違った判断を下す可能性を伴うので、このヒントをそのまま相手に当てはめてはいけません。
また、異なる世代どうしが張り合うのではなく、「自分にはないが相手にあること」を尊重し合うことが大切というお話もありました。
各世代の名前や詳細については、学校でも習ったことがありますが、身近なものと感じられていませんでした。戦争や学生運動など、当時の出来事がその世代の象徴的な考え方につながっているということも印象的でした。もちろんその考え方は一例に過ぎませんが、予備知識がなかった自分には、視野が広がるきっかけになりました。
今回の研修を受講して、大人の方と接する際は、もっと相手に歩み寄るべきだと感じました。今までのわたしは、「世代が違うから」という理由だけで、自分から相手との間に境界をつくっていました。接し方に悩むのは、無意識に「同世代とは全く違う接し方をしなければならない相手」と考えていたからだと感じました。大人の方と仲良くなるためには、相手のことを理解し、お互いの違いを尊重し合うことが大切だと分かりました。
今後の業務やイベントでも、幅広い世代の方と接することはたくさんあると思います。今回の研修での気づきを大切にして、もっと積極的にコミュニケーションをとっていきたいと思います。