インターンレポ 応用研修「持続可能な環境保全とまちづくりの事例紹介」
こんにちは!インターン生の反田です!本日はプラッツ職員、林さんの応用研修「持続可能な環境保全とまちづくりの事例紹介」を受講しました。
今回は「NPO法人グラウンドワーク三島」による水辺自然環境改善活動を事例として、持続可能な環境保全とまちづくりについて考えました。
グラウンドワークとはイギリス発祥の実践的な環境改善活動のことを指します。イギリスには市民・行政・企業がパートナーシップを取りながらグラウンドワークを行ったり、活動の仲介役となる組織が多くあります。
日本で初めてこの手法を取り入れたのが、グラウンドワーク三島です。静岡県三島市の水辺自然環境の再生と改善を目的として、市民・NPO・行政・企業が協働で活動を行っています。
市民・企業・行政による地域の総合力で地域課題に取り組み、清流の再生や、ホタルの自生などの環境改善が実現しました。さらに中心商店街の活性化にもつながり、観光客入込数が25年前に比べて年間30万人から500万人に増加したそうです。
研修を終えて、持続可能な環境保全活動やまちづくりにおいて、それぞれのセクターが互いの役割を理解しあい、そして全うすることが重要だと感じました。
例えば、一番活動の母数が多い市民は、現場で働くことはできても、資金面や制度面を整えることは難しい立場にあります。しかし、企業は資金で支援ができ、行政は制度を作り仕組みづくりの面から活動を支援することができます。このように互いの役割を全うし、理解しあうことで環境保全活動とまちづくりを持続的に行うことができるのではないかと思います。
プラッツのインターンとして働く中で、市民という立場でありながら行政やNPOの方と関わる機会が増えました。協働における仲介役として、様々な立場の方の役割を理解し、その役割を伝えていけるような存在になれるように、様々な方とのコミュニケーションを大切にしていきたいです。
インターン:反田実穂