【インターン企画】「ソーシャルビジネスラボ会員対象 ワークショップ・交流会」を開催しました!
インターン生の佐藤です。2023年5月18日(木)に、ソーシャルビジネスラボ会員を対象としたワークショップ・交流会を開催し、私自身も企画・運営に関わらせていただきました。開催時の様子をまとめておりますので、ぜひご覧ください。
「情報の整理・伝え方」の極意とは!
こんにちは!インターン生の佐藤です。
2023年5月18日(木)に、カフェ「オレンジブーツ」にて、ソーシャルビジネスラボ会員を対象とした交流会を行いました。
今回は交流会に加え、2023年度からソーシャルビジネスラボのメンターを担当していただく編集者の小林渡さん(有限会社AISA[アイザ]代表)にご協力いただき、ワークショップも開催いたしました!
私は、インターン生としてこの企画の構成を考えるところから参加し、当日は準備や司会進行をするなど全面的に関わらせていただきました。
そのときの様子を、レポートとしてまとめております。ぜひご覧ください!
企画趣旨
インターン企画を考えるにあたり、私がソーシャルビジネスに興味を持っていたことから、ソーシャルビジネスラボに関連した企画を行おうと考えていました。
その中で、ラボの利用状況などを職員の方々に伺いながら考えた結果、従来から行われていた交流会に加えて、実際に手を動かしながら学ぶことのできるようなワークショップも開催することとなりました。
ワークショップ
「相手が欲しい情報」を届けるためには
小林さんは、NHK『趣味の園芸』テキストをはじめとした雑誌や書籍、広告などの制作を行っている方です。
何かを作ってまとめることを得意とされており、ワークショップを通して「情報の整理・伝え方」の極意を教えていただきました。
編集者の仕事として原稿を作成するにあたり、大量の素材の中から使わないものは捨てる必要があります。
その捨てる基準として、小林さんは「読者・視聴者が不要に感じる(だろう)ものを優先して捨てていく」という点を挙げられていました。
特に、自分の事業を何らかの形で発信するとなったとき、つい自分の想いや伝えたいことをすべて詰め込もうとしがちですよね。
そうではなく、情報の受け手の目線に立って取捨選択をすることで相手の心に刺さるようになる、ということを教えていただきました。
グループワーク
小林さんに教わったことを踏まえ、参加者の方にはグループに分かれてもらい、いよいよワークショップのスタート!
私も実際にグループに参加させていただきました。
グループに与えられた課題は、「『自分たちの強みを活かして府中市をよりよくするプロジェクト』の提案」でした。
まずはグループごとに「自分の強み」を付箋に書き出してもらい、その中から似ているものをまとめ、分類します。
ここでは、“強みを言語化し、整理する”という、情報を整理するにあたって大切な過程を実際にみなさんで体験。
付箋に強みを書き出しています
そして、いよいよ実際にプロジェクトを考える段階に入ります。
そのプロジェクトを多くの人に伝え、賛同者を巻き込むために最適なキャッチコピーも併せて考えてもらいました。
そして、グループごとの発表タイム!
発表し、小林さんからコメントをいただいています
どのグループも、強みを整理したことでプロジェクト案が短時間で明確に。
そのことで、少ない時間でありながら参加者の個性が光り、かつ実現性を伴った面白いプロジェクトとキャッチコピーが生まれました!
それは、参加者のみなさんが小林さんから教えていただいた“情報を捨てる基準”を意識し、効果的に情報の整理・発信を実践することができたからなのだと思います。
強みを活かした素敵な案が続々と!
交流会
ワークショップの後は、グループの垣根を越えた交流タイムに。
オレンジブーツから提供された軽食をいただきながら、和やかな雰囲気の交流会となりました。
私も何人かの参加者の方々とお話をさせていただき、それぞれの事業のお話しなどをお聞きすることができました。インターンをする中ではなかなか会員の方々と関わる機会がなかったため、とても貴重な時間となりました。
会を終えて
プラッツで行われるイベントの企画段階から携わらせていただくのは初めてであり、うまくいかないことも多く大変でした。ですが、イベントを無事に開催することができ、終わった後はほっとした気持ちが大きかったです。
本番も司会・進行をするということで緊張していましたが、職員の方々の力もお借りしながらなんとか進めることができ、とても貴重な経験をさせていただきました。
また、私自身が「大量の情報を取捨選択してまとめる」という作業がまさに一番苦手であったこともあり、会の進行をしながらも一参加者として多くのことを学ぶことができました。
当日の進行を温かく見守って下さった参加者の方々、そして企画段階から助言をしていただくなど助けてくださった職員の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!!
*ソーシャルビジネスラボは、社会課題の解決を持続的に図る手段として「ソーシャルビジネス」や「コミュニティービジネス」の手法を用いて起業・新規事業の立ち上げを行う方々の支援を目的とし、プラッツ6階に設置しております。
詳しくは、以下のページからご確認ください。