…プラッツとは? …働くとは?(高校生就業体験)
プラッツでは高校生の就業体験受け入れを行っています。今回は都立第五商業高等学校から、5名の高校1年生がやってきました。
プラッツの役割とは何でしょうか? そして、「働く」とはどういうことなのでしょうか?
高校生が就業体験で得た学びをもとに、レポートを作成しました!
プラッツが目指しているのはどんなことでしょう?
・「誰もが住みやすいまち」を目指し、誰もが自分にとっての幸せを追求できる社会。しかし、人によって考え方は違うので、「誰もが住みやすい」というのは難しいことではありますが、交流を深め、市民への支援で一人ひとりが自分の考え方で「住みやすいまち」を目指していると思いました。(Sさん)
どんな職員が働いているのでしょう?
・個性豊かな人が多く、魚をさばける男性職員が多いそうです!
また、待っている来館者とお話をして、あたたかい交流を築く職員さんもいます!(Yさん)
・視野が広く、たくさんの人と関わりを持ち、仕事へのやりがいや市民との交流や職場でのコミュニケーションを大切にしている方が多かったです。
働くことで、誰かのためや自分の成長を感じている方もいました。(Sさん)
就業体験で学んだこと、考えたこと
・この2日間、マナーについてのお話だったり、学ぶとは何か、働くとは何かなど、プラッツで働くいろいろな人に話を聞く機会がありました。学校から与えられていた問いの「働くとは何か」について考えてきて、収入のため、自分のため、人のためなどたくさんの事について考えました。
僕が今答えるなら、働くとは「自分自身の目的を持つ事だ」と、この就業体験で様々な人の話を聞いて思いました。(Aさん)
・受付をした際、場所がわからなくて困っている年配の方に案内をした後にお礼を言われ、些細なことだが役に立てた達成感があった。研修で「あかいはなをかいて」と言われた時、5人全員違う花を描き、自分と違う考えが山ほどあるんだなと思ったと同時に、仕事を続けている限り新しく学べる機会は常にあると知り、自分自身の成長につながった。
働くとは収入を得るためだけではなく、自分の成長、社会貢献、全部合わせて働くということを学べた。(Sさん)
・プラッツは市民への相談にのり、応援をしているところなので、職員の方は社会のためにこういう事をしたいなどと、考えて働いている方が多かった。(Nさん)
・プラッツの職員さんは待っている来館者の方に対して、イベントの事や市の事についての話をしていて、その場の「あたたかさ」というものを感じた。(Yさん)
・自分がイメージしていたプラッツとは違い、市民と向き合い課題の解決や交流を深め誰もが気軽に来られる場所であり、いろいろな市民活動団体が利用していてとても交流を大切にしているところだと知りました。
いろいろな方のお話を聞いて、働く理由を考える良いきっかけになりました。お金のために働くのも大切なことですが、他人のためや自分の成長のためと仕事にやりがいを持ち働くことが大切だと学ぶことができました。自分にとって働くとは何だろうという目的を、プラッツの方のお話を聞いて探すきっかけになりました。(Sさん)
働くのは大変なことも多いですが、社会の一員として責任を持ち、賃金を得ることができるというのはとても幸せなことでもあります。職員一同、等身大の「私たちの働き方」を高校生の皆さんに見ていただき、そこから自身のキャリアや社会の在り方について考えをめぐらせていただければと願って2日間のプログラムを作成しました。
職員にとっても、それぞれの「はたらく」を見直す良い機会となりました!
(2023年11月9日 作成)