「『居場所』になれる環境づくり」~若者つなぎ 第2弾 岩崎弘治さん~
インスタグラムにて投稿中の「若者つなぎ」。第2弾は岩崎弘治さんです。
写真:岩崎弘治さん
岩崎さんは府中市のコミュニティFM局「ラジオフチューズ」と非行少年少女の更生支援団体「BBS(Big Brothers and Sisters)」に関わっています。
「自分が関わるラジオが、さまざまな人の『言いたいことが言える場』になっているように思います。そのことがすごくうれしいんです。」
生活の中で自分が思っていることをそのまま言う機会はなかなかありません。
ラジオフチューズは、「誰でも番組制作に参加でき、気軽に情報発信ができる放送局」をコンセプトに、年齢、職種に関わらず、さまざまな人が番組を持っています。
自分について、趣味について、社会の問題について…
それぞれが思うがままに話したい事を話す環境があるのです。
ラジオフチューズ さくら通りスタジオの外観
さまざまなパーソナリティやゲストとの出会いは、「自分の視野を広げるきっかけになった」と岩崎さんは話します。
実際にラジオにゲストで来ていた方と関わったことがきっかけで、岩崎さんは府中市の非行少年少女たちの保護団体BBS(Big Brothers and Sisters)の立ち上げに関わることになったそうです。
「実際にBBSのような活動には興味があったけど、関わる機会も詳しく知る機会もなかった。だからこそ、ラジオが大きなきっかけになった」
言いたいことを言える場所。そして色々な世界に出会える場所。
そんなラジオフチューズを岩崎さんは「居場所」と表現します。
そして今度は、岩崎さん自身がBBSを立ち上げ「居場所」を作る側になりました。
岩崎さんは今後の展望について、
「BBSの活動を軌道に乗せながら、ラジオフチューズではさらにみんなの『居場所』として、心地よく話せるような環境づくりに力を入れていきたい」
と語ります。
誰にとっても「居場所」になる場へ。
心に秘めていた思いを話してみること、聴いてみることで、広がっていく世界があると感じました。そしてそんな世界へのきっかけは意外と近くにあるかもしれません。
岩崎さんの今後のご活躍を応援しております!
ラジオフチューズ公式HP: (https://www.radio-fuchues.tokyo/)