「ボランティア・NPO入門」「コーディネーターの役割」「市民活動センターの役割」を受講して
こんにちは。インターンの不破です。
インターンを始めてから1か月が経過しました。
先日、プラッツ職員の高橋さんによる応用研修、「ボランティア・NPO入門」「コーディネーターの役割」「市民活動センターの役割」を受講しましたので紹介させていただきます!
市民主体の社会を作る
「ボランティア・NPO入門」ではボランティアの歴史や定義について学び、非営利団体とボランティア団体の違いなど細かいところまで理解を深めることができました。ボランティアは、自発性と社会性、無償性という3つ全てが当てはまることが条件になるということを学びました。
私自身もボランティア活動をしていますが、確かに3つとも不可欠であると感じました。
また、NPOの範囲について、狭いものになると「ボランティア団体」、広いものになると「同窓会」が含まれるということに驚きました。「同窓会」はその学校の出身者のみが参加できますが、自助グループとして活動しているという点から考えるとNPOに含まれるのではないかと思いました。
「コーディネーターの役割」では、ここ1か月間でコーディネーターの役割について教えていただく機会が多くありましたが、この研修を通してコーディネーターに不可欠なことを自分なりに考えることができました。個人や団体と対等な関係づくりを心掛けてつなぐことや、相手の本質を知るために努力し続けること、色々な情報を把握することが特に重要な役割であるように感じました。また、それらは密接に関係していると思います。
行政や企業、市民が共に活動することで大きな力が生まれやすいため、近年協働することが重要視されているのだと思います。研修を受けていく中で、「企業に協力してもらうには、まずは企業全体ではなく個人に呼びかける方が活動が成功しやすい」というお話が印象に残りました。
「市民活動センターの役割」では、市民活動センターの歴史や目的について学びました。
研修を受けていく中で市民活動センターは、市民主体の社会を作り、お互いの痛みをくみ取れる関係性を構築することを目指していると思いました。また、「単に市民活動をする人を増やせばいいのではなく、そのような活動をしている人が身近にいることを周知することが大事」というお話が印象的でした。
私は大学にて2年間手話を学習しましたが、プラッツ職員の高橋さんも手話を使うことができます。市民主体の社会と聞くと、「社会」という言葉が抽象的のように私は感じました。そこで、手話という別言語を例にあげて説明してもらったところ分かりやすかったので、ご紹介します!
手話で「社会」という単語を表現する際は、まずは「人々」という形を作ります。その後、その形のまま円を描きます。この手話から、社会とは人と人が繋がっていることだと解釈することができました。
プラッツにいると、手話を使ってコミュニケーションを取られている方がいらっしゃることもあります。プラッツには障害のあるなしに関わらず様々な人々がいて、団体であったり個人につなげる現場であるように感じます。
手話を使ってコミュニケーションを取られている方には手話でコミュニケーションを取るなど、私自身も1人1人に合わせたコミュニケーション方法を取り色々な方と関わりたいと思います!