【開催報告】第5回府中市民協働まつりを開催しました!
2019年11月23日(土)24日(日)に府中市市民活動センタープラッツにて第5回府中市民協働まつりを開催しました!
つながりは無限大∞
毎年恒例の「府中市民協働まつり」を、11月23日(土)24日(日)の2日間開催しました。
今年は、これまでで最高の128団体が参加しました。市民活動団体だけでなく、企業、行政の参加も増え、ワクワクする企画がいっぱいでした。
パフォーマンスや体験そして相談などを通して、市民活動や協働を伝えた2日間、例年以上の来場者とたくさんの笑顔に、こちらも一層ウキウキと幸せな気持ちになりました。
第5回府中市民協働まつり 全体企画
では、あらためて今年の協働まつりをご紹介します。
全体企画は、「謎解きミステリーツアー プラッツ探偵団」「ココはドコ?みんなであつめる音の風景」「あなたの夢みんなで叶えよう2019」「つながりは無限大∞カード」の4企画でした。
謎解きミステリーツアー プラッツ探偵団
謎解きミステリーツアーは、昨年のクイズラリーに替わる企画で、難易度により初級・中級・上級の3段階に分かれ、5,6階を巡りながら謎を解いていくゲームです。謎解き独特の言い回しなどもあり、初級から苦戦する人が続出。二~三人で協力して問題を解いている親子連れを多く見かけました。シルクハットを被ったヒントマンや七不思議マンも出現し、ミステリーツアーっぽい趣向となりました。
ココはドコ?みんなであつめる音の風景
二つ目は、「ココはドコ?みんなであつめる音の風景」
府中市内の様々な場所で音を録音し、「音」で府中を感じる企画です。市内のいろいろな音を収録しQRコード化し、会場でQRコードを読み取り音を聴き、どこのどんな音か当てる企画です。音だけを聞いてそれが何かを当てるのは、思った以上に難しいということが分かった企画でした。でも、テーマを音に絞った企画って、ユニークで府中を知るのにこんなやり方もあったのかという気づきがあります。この企画で作成した府中市の地図は、小学生のアート集団が、フリーハンドであれよあれよという間に作成してくれたものです。大人も子どもも関係なく、多彩な人がたくさんいる府中です。
あなたの夢 みんなで叶えよう2019~一から育てる協働のタネ~
この企画は、昨年に引き続き継続した企画です。若い人達の協働のアイディアのタネをもちより、大人も若者も行政の人も企業の人も一緒になって、「やりたい」を「できる」に変える企画です。今年の夢かな企画でだされたタネは、「減プラでワクワク!」「若者つなぎすと」「子どもスナック」「府中のシンボル」の4つでした。どのテーマも活発な意見交換が行われ、参加者全員が、多世代で話しをすることの楽しさや、いつもと違う活気を感じ、各グループからの最後のプレゼンも秀逸でした。
つながりは無限大∞カード
四つ目は、「つながりは無限大∞カード」
協働まつり当日に、団体どうしや団体と来場者とのつながりを作るため、カードに団体名や氏名を書いて、お互い交換し、これからのつながりを作っていく企画です。団体どうしだけではなく、来場者との交換ができることになったのが新しい発想でした。
会場の様子
会場は、いつものように5階のフリースペースとバルトホール、6階の青少年スペースと会議室、そして2階のGIG COURT、今年は24日にけやき並木で開催中の「府中マルシェ」会場にも協働まつりとして1ブース出展しました。
エリア別に提供プログラムの一部を写真でお伝えします。
5階 バルトホール(ステージ)
5階 バルトホール・ホワイエ
5階 特設ステージ
5階 フリースペース
6階 会議室/フリースペース
1階 けやき並木(府中マルシェ)/2階 GIG COURT
マスコットにもご参加いただきました!
市民協働まつりを通した連携や協働
団体や行政との連携や協働
市民協働まつりは、5月から企画委員会を開催し、市民協働まつりの骨子や大枠、キャッチコピーなどを検討し、8月からはすべての参加団体と企画委員と事務局が実行委員会形式で協議運営し皆で共に作っています。市民や来場者の皆さんに市民活動や協働を伝えるとともに、実行委員会形式で運営することを通し、団体どうしの出会いや横のつながりを作り、そこからまた新しい事業が生まれたり団体の活動が活性化することも目的としています。
今年度は、ブース出展が6企業、CSRポスターセッション企業が14企業とあわせて20企業が参加、また行政各課も10の課が出展し、パネル展示だけではなく、「その場で作れるマイナンバーカード」コーナーがあり、手軽さに作成している市民の方が意外にいらっしゃいました。
参加団体からのアンケート回答では、集客やエリアのアイディア出しなど、参加団体が共に協議する進め方について、うまくいったと回答した団体は、65%でした。その内訳は「参加団体との話し合いが活発に行われた。」「声かけや一つのイベントをみんなで盛り上げる雰囲気が感じられ良かった。」「同じフロアの団体の活動についてより理解し合い、場所の譲り合いや配慮ができて良かったと思います。」「みんなで一つのおまつりを作り上げていくという気持ちになり、お互いを認めて協力できた。」など。
また、今後協力し合えそうな人や団体に出会えたかどうか?では、65%の団体が出会えたと回答。団体どうしのコラボで、何か新しい企画がはじまるとうれしいです!
来場者からのアンケート回答から
来場者からのアンケート回答では、今回、「市民協働まつりに参加して、市民活動に興味を持ちましたか?」の問いに、82.8%の人が「はい」と回答しました。そして「はい」と答えた方が参加してみたいと思った活動や団体には、科学体験クラブ府中・アロエクリーム・アロマサシェ・手話・府中歩こう協会・府中かんきょう市民の会・環境・ボーイスカウト・がんケア・けいおうシャンソンクラブ・折り紙・点字・絵本のリサイクルなど78の団体名や活動があげられていました。
その他の意見や感想は、下記の内容でした。「会場全体の空気がやわらかくてよい。」「いろいろ知らないことが盛りだくさん。皆さんとても盛り上げようという雰囲気で楽しかったです。今後も開催してほしいです。」「昨年よりさらに充実している感じがしてよかった。子どもと共に色々なことにふれられて良い。」「参加団体の皆さんがとても気さくに接して下さって楽しく過ごせました!!ありがとうございました。」「これだけたくさんの団体が地域で様々な活動をしていることを知ることができよかった。」など。
市民協働まつりは、多様な主体が一堂に会し、みんなで一緒に作り上げていくイベントとして実施しています。今回、参加団体も来場者も楽しんでくださっていることを、たくさん感じることができました。まさに、このような機会が、府中を知り、府中を好きになるはじめの一歩であり、みんなでいいまちにしていこう!という大きなエネルギーになっていくと思います。
次年度も楽しく意義のある協働まつりを作り上げていきたいと思います。
2020年度の第6回府中市民協働まつりへのご参加とご来場を、心よりお待ちしています。