大学との連携事業
府中に立地する農工大、外語大はじめ、多くの大学生や研究者が関わっています。大学と地域の協働を更に加速させ、多様な課題の解決を目指すためコーディネートします。
【インターン生募集!】まちづくりやNPOの現場に触れ、活動する超実践的プログラム
プラッツでは大学生、大学院生、短大生、専門学校生を対象に、市民協働を推進するためのオリジナル企画を立案・運営するインターン生を募集しています!
通常の業務体験のみでなく、プラッツの資源を活かしたインターンならではの企画が実現可能です。
詳細は以下のページをご確認ください。
地域×大学
「まちづくり」や「ふるさと納税」といった今では誰もが知っている言葉から、「コミュニティデザイン」や「ソーシャルビジネス」といった最近耳にする話題まで、テレビやインターネットの画面を彩るこれらのキーワードが示すのは「まち」や「地域」、「人と人とのつながり」への関心がかつてないほど高まっているということ。
社会の動きに敏感で、創造力や行動力がある若者と、地域で活動するさまざまな個人・団体・企業・行政の間にネットワークを構築して「協働」を推進し、それぞれがそれぞれの知識や経験、技術を活かしあいながら自由に挑戦するためのお手伝いがしたい。府中市市民活動センター「プラッツ」は、「大学と地域との新たな交流の形をつくる」ことを目指しています。
府中×大学のこれまで
平成27年度までは、多世代によるまちづくりワークショップや大学生が主体となって運営するワールドカフェ「府中deしゃべとも」を開催し、若者と地域住民とのネットワーク形成を図ってきました。平成28年度は、そのネットワークを活かして府中にあるふたつの国立大学、東京農工大学と東京外国語大学を中心に、京王線沿線の大学生や若手社会人など意欲ある若者が集い、NPOや企業、商店街、行政と協力しながら主役となってプロジェクトを動かしはじめました。
Youth Action for Fuchu(YAFF)
若者を中心に、府中から世界をよりよくしていく協働プロジェクトとしてスタートした「ユースアクションfor府中」は、新たなまちづくりの実践を目指すワークショップのなかで生まれた4つのアイディアを元に、プロジェクトが始動しました。
まちに生きるさまざまな人が集い、語り、つながり、共に走り出すための場をつくる「ALBA」プロジェクト、こどもとおとなをつなぎたい、地域×教育の関係を考えたいという思いからうまれた「こども応援団」プロジェクト、地域に散らばっている多様な「資源」をつなぐ情報プラットホームの構築を目指す「ソフトシェアリング」プロジェクト、憩いの場としての公園と市民農園、食の交流を掛け合わせた「食べられる公園」プロジェクトなど、多くの革新的な事業構想がうまれ、これからも新たな市民活動センターを拠点に進行していきます。
トークカフェイベント「世界をひろげる道のカフェ」
市民協働まつり「つながりフェスタ」の企画の一環として、スターバックスコーヒー府中くるる店と農工大学のまちづくりサークル「まちけん」、東京外国語大学のメディアサークル「TUFPOST」がコラボして開催したトークカフェ「世界をひろげる道のカフェ」は、そこに集まったさまざまな人々がコーヒーを楽しみながら「世界のいま」や「府中のまちづくり」について会話し、幅広く交流できる空間を生み出しました。「TUFPOST」「まちけん」の世界や府中に関する記事や写真、世界各国から持ち帰ったおみやげなど、魅力的な展示物で装飾した会場には多数の来場者が訪れ、学生と市民、地域と世界とをむすぶ新しい関係性を想像させるものとなりました。
こども食堂、スポーツ支援、学習支援活動
「こども」と「おとな」をつなぐ架け橋となれる存在、それが大学生や若者です。その活躍の場は「こども食堂」や「スポーツ支援」、「学習支援活動」などますます幅を広げています。こどもや子育て家庭が抱えるさまざまな地域の課題に対し、大学生が創造力を持ってアプローチするこうした活動は、こどもたちが自身の将来を考える場として、多世代交流による新しい社会教育の場として、さらに学生の企画力・運営力・社会力を磨く場としても、大きなインパクトと可能性をもっています。
府中×大学のこれから
高度の専門性を有する研究教育機関で、アカデミック・アプローチ、ソーシャル・アプローチの両面を発揮できる「大学」、そこで日常的にさまざまな知を吸収し、思考し、研鑽する「学生」、わたしたち誰もが生活し、成長し、市民や団体の活動フィールドとなる「地域」。それぞれの主体や場、資源のネットワークを構築し、交流や情報交換を加速させることで化学反応を起こし、「府中×大学」による新たな「協働」によって、持続的で多角的なアプローチを可能にする。
「社会人」は「大学生」の次のステージではありません。「大学生」もまた、まちに、社会に生きる人間としてひとりの「社会人」です。ますます関心の高まる「まちづくり」や「コミュニティ」について、多くの人や団体と交流し、実際に頭と体を動かしながらその社会の現実を紐解いてみることは、社会に生きる上で不可欠なスキルを身につけることにつながります。
府中市市民活動センター「プラッツ」は、そうした「府中×大学生」、「府中×大学」を積極的にコーディネートしていきます。
- YAFF(Youth Action for Fuchu)に関心のある学生や若者
- 府中と、そして府中で活動するさまざまな個人や団体とつながりたい大学生・大学
- 大学生・大学とつながりたい市民・団体など
ご相談があれば、まずはお気軽にお問い合わせください。